東芝府中、3年ぶりの勝利とか。しかし優勝は神戸へ・・・

私がラグビー観始めてから公式戦で東芝府中サントリーに勝ったのは初めてだったので、そのぐらいになるんですか?
今年はひょっとしたら勝てるかな?と思っていました。攻撃重視の試合運びならば、サントリーのディフェンスは開けられるような感触だったので。ふたを開けたら前半は12-10で神鋼戦と同様の展開かと思いきや、結果後半は無得点に抑えて50-10。開けられるものなんだな、と。ラックでのターンオーバーが多く、そこで有利に運んだのが効いたのでは。薫田監督は先週の大学の決勝のNHK中継でもラックやスクラムのボール争奪の駆け引きを解説していましたが、そのあたりに力を入れていたのかもしれない。サントリーも大久保(直弥)がいなかったのが痛かったか。栗原も中途半端なキックが目立ち、タッチに出なかったのを捕ってカウンターというパターンも多かったです。しかし、これだけスピード感のある試合運びで人やボールの動きを観ている人にも一瞬戸惑わせるプレーの連続は、レフリー泣かせでもあっただろうなとも感じましたね。
トップリーグ元年、開幕からずっと勝ち点計算をしてきたので優勝争い、最終戦でどういう可能性があるのかは分かってはいました。でも府中在住の私にとっては、優勝戦線に残りながらも結局優勝したのがこの府中ダービーを闘った両チームのどちらでもなかった、というのは確かにちょっと残念だった。
とはいえ、来月からMicrosoft Cup、日本選手権とまだまだ続くので、東芝府中サントリーの両チームにはできるだけトーナメントの上のほうで対決できるように、頑張ってほしいです。