日本選手権準決勝 東芝府中43-0早稲田大

早稲田はトップリーグに入ったら、普通にMS杯出場できるレベルだぞ・・・って、先週4位のトヨタに勝ったんでした。先週は早い球出しで展開してディフェンスを突き破り、ゴール前に来たらラインアウト→モールごり押しでトライまで決めてしまった早稲田でしたが・・・、やっぱり東芝にはそこまで通用しなかったな、というところ。前半は互角にやっていましたが、今季の東芝なら、得意のボール争奪戦、フォワードの選手が徹底的に当たって接点でプレッシャーをかけていれば後半にボディブローのように効いてきて、後半20分ぐらいには足が止まってしまうだろうなという予想は当たったな、というところです。しかしさすがに、先週トヨタに勝ったのはまぐれではなく、トップリーグに入っても日本選手権に出場できてしまうレベルだなというのは感じたところ。ゴール前まで攻める場面は結構あったからね(PG狙える場面なのに、あえてスクラムを選んだりとかしていたから*1)。東芝は細かいミスは多かったけど、ラインアウトはよく研究していたし最終的にノートライに押さえ、外国人選手も加えて初めてチームとなるトップリーグの頂上レベルを学生ラグビーファンに見せるには十分な出来だったと思う。

*1:清宮監督は来季から東芝の宿敵サントリーで指揮をとるので、その参考資料として、選手に試させていたのではないかという深読みをしていたふちゅうの☆おっさん