本日のラグビー

秩父宮
NECグリーンロケッツ34-27サントリーサンゴリアス東芝府中ブレイブルーパス55-12トヨタ自動車
@花園
ヤマハ発動機(ジュビロ)36-20ワールドファイティングブル神戸製鋼コベルコスティーラーズ52-12クボタスピアーズ

サントリーはやり直し!後半20分の時点で27-3から最後7点差まで追い上げましたが、万事休す。防御網が薄く、抜かれたら一瞬で得点につながってしまったこととラックでの球出しに時間がかかってしまうことが勝負を分けたと思います。あと、後ろで見ていた人たちが言っていたのですが「蹴るべき所で蹴らず、蹴ってはいけない所で蹴ってしまう」ということでしょうか。これは、この試合に限らず、今季のサンゴリアスが残した課題のような気がします。しかし、今季で引退を表明しているウルイナヤウ選手、後半途中で出場すると、ぐいぐい前に引っ張っていました。これがラストゲームなんでしょうか?昨年度・一昨年度の一番チームの調子の良いときの攻撃を最後に楽しむことができました。
2試合目の東芝トヨタ戦。トップウエストであまり競った試合をしなかった経験の差が出てきているのかなと感じました。最初2分でティアティア選手に走られてしまったときは、この選手にやられ続けるのかと思いましたが。トヨタは前半ラックでの反則が多く、そこでペースをつかみきれなかったようでした。ラックでの攻防が大差か僅差かの分かれ目の一つになるかなと予想はしていたのですが。スクラムやモールではいい勝負だったので力の差はそんなにはなさそうでしたが、フィジカル的な強さをチームの戦術として生かしていたという点では、東芝のほうが上回っていたのだと思います。(あれ、東芝府中、風邪で5人欠場の緊急事態っていうのは何だったんでしょうか?)
緑色のチューリップ帽をかぶっていたトヨタの3000人応援団は私のすぐ隣の島だったのですが、なぜかその中に高校生集団が加わっていて(東海大相模ラグビー部員たち?)、楽しませてくれました。一つ一つの良いプレーをプレーヤーの視点でよく見ていて、1試合目から声援を送っていました。1試合目のサントリー・2試合目の東芝とゴール前でのペナルティでサインプレーでトライをとっていたんですが、サインプレーは高校生もよく知っていて、実際にやったらやったですごいうけるんです。サントリーは、小野澤へのループダミーパス、東芝のはモールと見せかけて単独でつっこみ。サインプレーの開発はあくまで補助的な位置づけだと思うんだけれど、たまにはこういうのも観られるのはおもしろいです。ひょっとして、シーズン終盤だからサインプレーの在庫整理?あと、協会さん。ラグビーの大好きな高校生はどんどんスタジアムに招待してください。人によってはチアリーダー以上の目の保養になりますので??