初めての観戦   〜1月2日、全国社会人 近鉄×東芝府中@花園〜

ラグビーを見るのも、花園へ行くのも初めてだったので、観に行くまでの準備も、それなりに大変でした。まずはチケット購入。関東版の「ぴあ」には花園の情報は載っていなかったので、インターネットで情報収集。しかしよく分からない。お目当ての試合は第2試合だったのですが、1枚のチケットで2試合とも見られるのか。(→答えはYes.)指定席/自由席とあるけれども、どのあたりの席になるのか。そもそも、ラグビーを見るのにはどの席が適当なのかすら分からなかったのですが…(→初心者はメインスタンドが一番無難なんでしょうけれど)。
私は普段あまり「ぴあ」のお世話にならないのですが、この時は国分寺○井にわざわざ行ってみました。府中は、20万都市なのに、「ぴあ」のカウンターがないらしいのよ〜!結局、日帰りで1試合目(クボタ×豊田自動織機)の途中に着くように行くスケジュールにしたため、指定席に。カウンターのおねえさんは座席配列一覧の本のページをめくって、自信なさそうに「このへんです」と教えてくれました(花園のチケットはここからはそんなに出ないのかな?)。その指の先は、メイン中央前から3〜4列目あたりにありました。
花園までの道順は、私が出入りしている同志社ファンの掲示板のメンバーの方々に教えて頂きました。全然違うチームの試合を観に行くのに、何人もの方が親切に教えてくださったので、結構役に立ちました。(→その成果は別掲【花園への道順】にまとめました〜)”同志”っていう感じで、いいですねー。花園ラグビー場って、京都じゃなくって、大阪にあったのね〜と思いながら、プリントアウトして、当日もって行きました。大阪へは去年出張で2回行っていたので、(ついでに大阪城にも行っちゃったし)途中までならなんとなく見当がついた。むしろ、あの出張がなかったら今回の花園行きはなかったのかなぁとも思う。ちなみに私のとったルートは【別掲】で、行きは「Aルート」、帰りは「Bルート」。

<@花園>東花園を降りると、大阪に近づくにつれて降って来た雨はまだ降っている。さすが、花園ラグビー場の周辺は「ラグビーの街」という気合を感じる。府中ももう少しPR(プロップじゃない。。。)に力を入れるといいのに。2X年住んでいて、府中でラグビー祭なんていうのが行われているのも、最近になるまで知らなかった。帰りは混むのを予測して、花ラグ饅頭は行きに購入。ラグビー場には12:30頃到着し、まず「資料館」を見物。そして、試合を見ながらお昼でも・・・と思ったが、雨がひどくなっている。メインスタンド指定席でも、前のほうはちょうど屋根が切れていて、雨よけになっていないの!傘はさせないし、とりあえず、一旦スタンド裏に引き返す。食堂は意外とすいていた。ちょっと見回してみると・・・ん〜前に知り合いから譲ってもらった"TOSHIBA FUCHU RUGBY FOOTBALL MEMBER'S LIST"に見覚えのある顔もあるぞ〜。顔と名前はあまり一致しないけれど。

<さあ、kick off!>
選手紹介。出場選手発表の時は、手元のメンバー表と見比べてみる。とにかく顔と名前が一致しないので、「8番、ゴードンくん」って、あの大御所ゴードン選手に「くん」付けはないだろう!と思うのは私だけでしょうか(今年で引退してしまうそうですが・・・)。
ラグビーって、ごっつい人たちの体のぶつけ合い、みたいなイメージがあったのですが、実際に見てみると機動力のいい選手、足の速い選手がたくさんで、ルールの分からない私にはボールがいまどこにあるのかを目でただ追っかけるだけで精一杯でした。
応援は、社会人はたくさん人が来るよ、と聞いていたのですが、まだ1回戦だったせいか、天気がわるかったせいか、バックスタンドはがらがらでした。さすが、近鉄花園ラグビー場という名前だけあって、近鉄ファンが多い・・・近鉄が攻勢になると、応援席の上のほうから「ウォォォ〜〜」という声の塊が覆いかぶさってきて、それだけでも圧倒されそうでした。東芝の旗を持っている観客は、家族連れで観に来ていたという感じの人が多く、静かだったですね。(旗は、入り口の東芝府中の受付で、「すみません、旗頂きたいんですが」と言ったら、ただでくれました。有料だと聞いていたのですが?)私は、どういう応援をしていいのかもよく分からず、とりあえず、「行け〜とめろ〜守れ〜抑えて〜東芝、しゅぅぅぅううちゅぅぅうう!」と周りの誰かが言っているのを真似して叫んでいました。(後で思ったのですが、この日2トライの伊藤選手、私は「まもる〜」と叫んでいたのではありません、すみません(笑))
試合展開のほうは、交互にとって、取られてという展開で、一時9点差のbehindになったけれども後半逆転しかしノーサイド直前、PGを決められて最後2点差で東芝府中敗退。東芝のほうは最初、なんで守備のいるところにわざわざ突っ込んでいくんだろうと思ったのですが、後半はだんだんボールつなぎがよくできていて、こういう試合運びを目指していたのたのかな、というのが分かってきました。FB松田選手の走りはさまになっていますね!一方、近鉄も、よくまとまっていて、好感の持てるチームだったと思います。ちょこちょこ走り回るSH前田選手は、私のラグビーに対するイメージを180度変えてくれました。(後で社会人大会のパンフ見ましたら、近鉄東芝も、ラグビーの”老舗”なんですね)

<after...>
ちょうどこの日は、東京の国立(こくりつ)では大学選手権の準決勝、関東学院×同志社、慶応×法政が行われていて、何人か観に行っていた知人がいました。私も、その観に行っていた人たちも、同志社と慶応が勝つだろうと予想していて(と言うよりも勝ってほしいと思っていて)、多分両方勝っているんだろうなと思って試合後、携帯にtelしたら、「負けちゃったのよ…慶応も!」と言う残念そうな声。私:「こっちも負けちゃったのよ!2点差で!」お互いに、応援していたチームが負けてしまって悔しい!と言う思いで、こんなに共感し合えて、応援しながらスポーツを生で観ることって、(負けてはしまいましたが)こんなに楽しいんだ!と思いました。
ちなみに私はその後の、大学選手権の決勝関東学院×法政も観に行ってきました。