同志社、文字通りの惜敗。33-38。

同志社は最後までよくやったと思います。
前半は、タックルがなかなか入らずスコスコ抜かれてしまって、これじゃあ大差がついて後半つまらない試合になってしまうんだろうかと心配でした。しかし後半はつないで攻める戦法で、早稲田のディフェンスをよく揺らしたと思います。結果1G1PGの差でしたが、前半からしっかりタックルが低く入っていたら、勝負はもっと分からなかったかも、と言ってしまえば後の祭りだけど。
最後のロスタイムのワンプレーは、つないでつないで、ゴールラインまであと1m(のように、私には見えたが実際には3mぐらいの距離)のところをタッチに出されてノーサイドとなってしまったのは残念。選手たちにとって、来年また国立で試合をできるかどうかは、あの1mの壁をどのようにとらえるかで決まってくるんじゃないかなと思います。少なくともロスタイムが足りなかったせいにして、練習をサボっては進歩はありませんぞ(笑)

ところで、ひょっとして私は観戦3年目にして、東京圏で同志社の15人制の公式戦を観たのは初めてかもしれない。
国立だと早稲田の応援に圧倒されてしまうのかと思っていたのですが、むしろ応援のほうでもいい勝負だったと思います。(バックスタンドの同志社応援団の片隅で見た限り)それに、花園で見ていたときは関西独特の野次が多かった印象があったのですが、それも少なかった。私の隣で観戦した掲示板の常連かずきさんも「今日はおとなしかったね」とアフターでずいぶん言われていたけれど。あ、分かった。NHKで全国中継(今年は録画だけど)されるので、放送禁止用語は控えたんだ!というのは冗談で、控えの選手たち(レスト・ボーイズ)が熱心に応援をしていたので、ファンの人たちもそれにいい方向で影響を受けたのかな、という感じだったです。
しかし、飛行機・新幹線・青春18切符・夜行バス・・・・で上京して観に来る人たちがいて、その期待に選手たちもすごいプレッシャーだったとも思うけれど、そこまで惹きつけるチームの存在っていうのもすごいなと思う。