東芝府中47-19ワールド

今季のワールドはこれまでの7試合で合計トライ数が9つ、あとはPGで手堅く稼ぐというプレースタイルが定着していたのに、今日の試合はPGを全く狙わず、すべてトライによる得点。前半30秒のチャージであっさり取れてしまったからというのはさすがにないと思いますが、前半でPGでは詰められない点差になってしまったというのがあったのか。あるいは東芝のディフェンスならなんとかなると思ったのか。いずれにしても、(他のチームで通用するかはわからないが)ワールドはトライを取れないチームではない、というのが分かって、なんかほっとしました。さすがにモールはかなわなかったけれど。No.8バツベイがあえてモールに入らずバックスのラインに入ってディフェンスのギャップを狙ったり、最後の一押しだけに入ったりした作戦も見ものでした。これはバツベイが入らなくてもモールで優位に立てるという前提でないとできませんが*1。まだまだシーズンは続くので、両チームともいろいろ試してみたなというところですね。あと、初先発の#4望月もよくモールを支えていました。さらに初リザーブの#18藤井コースケ君は最後に3分間だけ出場。やればできるじゃん。

*1:東芝NEC戦を一緒に観戦したラグビー経験者の知人から、一緒に見ていた東芝の友人に遠隔地から電子メールで着信した解説