で、東芝府中はトップリーグ優勝ということでよいの?

kumi01832004-12-26

ではまず試合から。磐田での頂上決戦は、29-10で東芝府中ブレイブルーパスが勝ち点5で勝ちました。全体的な印象としては、密集などでのここぞというところで反則なくペースをつかめたかどうかというのが点差に現れていたのかなと思います。ヤマハは後半にシンビンもあって最後は14人だったし。これまでの試合、東芝府中はFW戦をベースに試合をものにしてきたんですが、この試合は前半18分でFW戦の要となるバツベイが負傷退場してしまうんです。(→LOは横山に交代)その後、やはり前半は思い通りにいかなかったようで、ヤマハペースになっていきました。とはいえ、前半は結局なんとかディフェンスで踏ん張って5-3。私から見た感じでは、ヤマハは取ろうとすれば1トライぐらいは取れた感じがしたのだが、ここでリードされなかったことで東芝はなんとか後半の建て直しに託すことができたのかもしれない。東芝はハーフタイムに戦術的な修正を行ったのか、後半はマクラウドを投入して、バックスでも取れる形になっていたし、うまく左にずらす感じのモールトライ*1も決まって、結局後半は4トライ。立川もよく走った。ヤマハは村田−マクドナルドのHB団のセンスはとてもあると思うんだけど(あくまで素人目で)、ぴたりとはまればどきっとしそうでいながらディフェンスがきつい試合だと難しいのかな。今季限りではあるがまだ伸びしろはあるような気がしてまだ油断できない。
今日の試合は東芝が勝ち点5-0で勝ったので、1時間後に結果が分かるトヨタ-NECの結果次第で東芝優勝ということだったらしい。「らしい」というのは、PC前の途中経過速報観戦だと勝ち点の計算だけでおしまいなのですぐに分かるんだけど、新幹線で現地観戦に出かけると、勝ち点よりも目の前の試合に集中するようになるし、行き帰りの経路や時間とか、忘れ物がないかどうかとか、そーいうので頭の中がミックスになるらしくてそこまで意識していなかったの。そのため、帰りの新幹線内で「で、東芝府中は優勝なの?」とか知人友人にメールで聞いている始末(笑)とはいえ、優勝がかかった試合こそ勝ち点の計算ではなく試合の内容に意味があるような気がする。

*1:場内のミニFM局でのルール解説の説明による。そういうのがあるのを知っていたので、携帯ラジオを持参した。現地購入も可。