リベンジ! 全国社会人大会1回戦 東芝府中vs近鉄@熊谷

私にとっても、選手にとっても、どうしても勝ちたかった試合でした。
私が初めて生で(TVを含めて、かも)ラグビーを観たのが昨年度の全国社会人1回戦の近鉄戦で、花園まで観に行きました。最後のPGで2点差で負けてしまったという試合でした。私は1度でいいから東芝府中の試合を観たい、別にそれは花園である必要はなかったし、観に行って楽しかった、ぐらいのものであればよいと思っていました。しかし、この試合の幕切れに納得できない何かを感じ、それが逆に私は来年度もまた応援したい、という気持ちにさせてくれました。確か東芝府中の松田キャプテンも同じようなことを言っていて、それでもう1年キャプテンを続けるということになったのだと思います。
今年度の近鉄戦はその煮え切らない気持ちから解放させるにはちょうどよい舞台だったと思います。
実際に、どちらが上位シードで勝ち上がったのか分からないぐらい、応援も試合も圧倒していました。
僅差勝負かな・・・と思いきや、意外なことにFWを中心にしてモールで押せる!近鉄のバックスを徹底的に封じて、圧勝することができました。去年はFWが当たったらそこから前に進めずなにかもどかしい気持ちでしたが、今年はぶつかりながら、回しながら前に進めるという手ごたえを観ているほうも感じました。
また、熊谷の強風を上手に生かしたSO大鷲選手も見事!前半風下でリードできたので今年は行ける!と思いました。(後で確認したのですが、大鷲選手は深谷高出身だったんですね・・・ということは熊谷の強風とは長い付き合いなんでしょうね)