♪プロ化と底辺の拡大と

ここ1ヶ月ぐらい仕事のほうが忙しく、なかなか掲示板書きこみも更新もままならず、大変お手数をおかけしてます。
しかしなぁ、時間が何とかやっと出来たと思えばもう夏合宿シーズンじゃないの。夏合宿は私は観に行ったことがないんですが(社会人は遠い〜しねぇ)、今年も行かない予定です。でも、何気に合宿地のメッカ「すがだいら」って気になるんですけどねー(笑)
さて、7月は向井JapanVS中華台北代表の観戦@国立競技場と早大東伏見サヨナライベントへ(午後からですが)行ってきました。
向井Japanの試合のほうは、後半の成功率100%のミラー選手のキックを存分に楽しませていただきました。結果としてみてみると入るか入らないか、なんだけれども、入らなそうな角度からこれはダメかなーと思いながらみていると、楕円球の描く弧がしだいにあのクロスバーの上に届いていく。その間の驚きのため息(というのだろうか、、)と言ったら。
だからラグビーナマ観戦はやめられません。
そして翌日の東伏見の「さよならイベント」。なんだか東伏見グラウンドの手前のアイスアリーナで早稲田ラグビー85年展を見ていて、東伏見グラウンドの”生前葬”に来たような気持ちになりました。私は東伏見のグラウンドに来るのはこれが最初で、たぶん最後になるんだろうけれども、そのうちの七十数年間をずーっと育ててきた(大西鉄之祐に匹敵する?)育ての親が逝ってしまうという、そんな感じ。
理由としては傍を流れる石神井川の拡張工事に伴うものということなんですが、移転先の上井草のグラウンドは芝生に敷き詰められたグラウンドということで、大学ラグビーも一つの転換期なんでしょうかねー。というよりも逆にあの名門早稲田のグラウンドでさえ、これまでずっと土のグラウンドで練習していたなんて。 社会人ラグビーのグラウンドはほとんどが芝生なので、恵まれた環境でラグビーができる人たちって、ほんの一部なんだなというのを改めて実感しました。

さて、ここ数日、来年度からの社会人「スーパーリーグ」とか、大学選手権や日本選手権の試合方式のことで話題になっているけれども、そもそも私達が「観たい」試合って、どういう試合なんだろう?「強いチーム同士の試合を見たい」というのであれば極論、社会人は現在の力だとサントリートヨタ神鋼で十分と言うことになるだろうし。 大学ファンにしても関東学院の得意なラグビーをどう評価するのかっていろいろと人によって違うとおもうし。
でも私は、強いチーム同士の対戦というのとは別に、試合を観ていて、ふとラグビーの好きな人たちが試合をしているのをお金を払って(時にはただで)観させてもらっている、という気持ちになることがあります。「お金を払って観ているんだからもっといい試合やってよー」というのとは正反対の。 ラグビーファンって、興行としての試合を観に行っているというよりも、観させてもらっている、というファンが結構多いんじゃないかっていう気がするんだけど。いつでも観たい時に観られる、東京在住のファンだからなのかもしれないんだけれど。
そんなんじゃ、だめかなぁ\(^0^)/