東日本社会人最終戦秩父宮

1試合目東芝府中38−19クボタ  2試合目サントリー33−20NEC
東日本社会人は今日の2試合で最終戦でしたが、どのチームも完成度を競っていた感じで、いずれも締まった好ゲームでした。
1試合目の東芝ークボタ戦は、両チームのこれまでの試合を観た限りでは縦・横を併用するという点で面白い試合になると思いましたが、継続的に鍵(ディフェンス)をこじ開けようとする力が東芝のほうが多かったという得点差でした。
2試合目はどのくらいの点差がついてしまうのかなと思いきや、NECは組織ディフェンスで最後までサントリーの攻撃を封じ続け、マイボールになったらキックで陣地を稼いでプレッシャーをかけた結果、ロースコアの試合。箕内キャプテンは怪我の影響か、途中から出場にも関わらず、コニア選手など、活躍してました。流石に1VS1ではサントリーには及ばないが、なんだやるじゃん、今まで何やってたの?という感じ。今まで私が観てきた試合では(ちなみに、今季の東日本社会人はNEC戦を4試合も観ていてサントリー戦を上回っていることに気づいた。)トライした時にしかなかったNEC!NEC!のオジサン方の合唱も、今日は節目ごとに聞こえてきて元気がよかったです。
NECは代表決定戦を無事切り抜けると、さらにもう一山、ワールド・リコー・トヨタとのプールCでの戦いが待っています。この中で必ず1チームはトップリーグ入りできない、という中でどう伸びしろを発揮するのか、楽しみです。トヨタも後半だいぶ力をつけてきたようだし。
それからもう一つ。
秩父宮のスクリーン設置工事がはじまり、今日からスコアボード側のゴール裏自由席には入れなくなりました。 じゃぁ、メンバー表とか、得点表示はどこにだすのかな・・・と思ったら、今までの電光掲示板の下に仮設で出場メンバーは今までどおりの形で、得点は前半・後半・合計だけの形で、ボードで表示させています。あと、試合経過時間の時計も(小さくて見づらいんですが)置かれていました。ちなみにスタジアム前にあった建築のお知らせ看板によりますと、この新しいスクリーン、東芝の子会社が手がけているようです。そういえば、「オーロラビジョンぐらい、東芝あたりがちょっとお金出せば設置できるんじゃない?って」観客席で言ったことがあったかも、聞こえてた?(笑)