全国社会人大会予選プール2回戦@秩父宮 その1(12月21日)

セコム○26−19●コカコーラ・ウェスト・ジャパン
サントリー○42−12●サニックス

試合内容とは別に、とにかく寒かったーー!!先々週の釜石登場の代表決定戦の時も寒かったですが、それ以上に雨が強く、手と足が凍りつきそうでした。とにかく、2年間観てきた中で、一番寒かったかも。(帰宅して、新聞の予想最高気温を見たら、6℃でしたが・・)
メイン横のバックスタンド入り口を通って、目指すバックスタンド(指定席)の方をみたら、あまりにもまばらでびっくりでした。ラグビーファンって、このくらいの雨と寒さには慣れているんだと思っていたんだけれど。カードのせいなのかな、といっても、1試合目は特にトップリーグ入りがかかっている試合で、社会人ファンなら外せないので、きっと指定で取っていても屋根のあるところへ行っているのでしょう(と、解釈しよう)。しかし、傘さして観られるどころか一番前の通路で立って観ていても怒られないぐらいの貸し切り状態って、全国大会ではめったに経験できないかも〜!と思うと、常連客のための特典のようにも見えて。
1試合目のセコムの応援をしていたおじさんはオフサイドラインが移動するのに伴って最前列を行ったり来たりしていました。
(聞くところによると、観客数2000人だったそうです。見た感じより多かったな、とも思ったのですが、片方しか観ていない人も結構多かったのかも。)
実際には私も寒さには勝てず、貸切の特典にあずかった(笑)のは1試合だけで、2試合目は(お昼つまみながらの観戦ということもあったのですが)伊藤忠側のゴール後ろに引っ込んで、日和見観戦モードになってしまいましたが・・・。

しかし、それ以上にすごかったーー!!と思ったのが何かというと、(特に1試合目ですが)スクラムやモール・ラックの周辺に湯気が立っているんですよね。こんな光景も初めて見ました。実際には選手達の白い息が一つになって、もくもくと立ち上がっているという感じなのですが、でも、成分としては一緒ですよね(笑)。それを見ているだけで妙に満足してしまいました。こんな寒い中でこれだけ熱くなれるなんて、うらやましいなというか何というか。
観客の少なさとは関係なく、トップリーグ入りがかかっているんだからという気持ちがそれだけで分かりました。

さて、試合内容ですが、1試合目は東日本と西日本でどれだけもまれたかという経験の差がそれだけ得点差につながったようでした。両チームとも攻撃力を売りにしていないのか、天気のせいなのか、ペナルティーをもらったらPGで着実に得点を重ねるというパターンです。後半に一時はCCWJ(と、ここでは略します)側が一旦逆転したのですが、淵上のキック頼みではセコムのディフェンスをこじ開けるのはちょっと厳しかったようです。

2試合目は、こちらも天気のせいなのか、サントリーの高速展開で得点というパターンはあまり見られず、サニックスは徹底的に止めに行き、スクラムでもだいぶ粘っていました。プールAの第3戦のサニックス−織機戦はわかりませんねー。

ちなみに、観客席まで湯気が立たなかったのがよほど不満だったのか、試合後、9月以来久しぶりに会った観戦友達と11時過ぎまで渋谷で飲んでいました。