Rugby is NOT war.

Waseda Univ. 37-31 NZU
秩父宮14:00 Ref.御領園さん)
購入場所がカンタベリーショップだったせいなのか、発売日からだいぶ経って買ったのにバックスタンドは最前列でした。試合全体をみると、早稲田はこの時期から強いなという感想になるんですが、後半の荒れた展開にはいろいろ考えさせられました。
前半の早稲田の縦横に走ってつなぐラグビー・NZにないのかもしれない暑さ・長旅もあいまってかの疲労、それからレフリングの解釈のすれ違いのせいなのか、後半はNZU側に反則が増え、シンビン、何度も組みなおすスクラムと途切れ途切れの展開になってしまいました。
これまで国際試合は何度か観てきたけれども、「ラグビーは2つのチームがあって試合になる」ということをこれほど感じたのは初めてだったなぁ。試合というのは勝つためにそれぞれのチームの持っている戦略・戦術をただ試すのではなく、2チームの間に何らかのコミュニケーションが必要なんですよね。
言葉が通じるかどうかそのものも重要だけど、もしかしたら日本で流通しているカタカナのラグビー用語(ましてや無理やり日本語に訳したもの)と原語では微妙に意味のずれがあるのかもしれない。
激しい試合になればなるほど、一人のレフリーの力量だけではどうにもならないぐらい解釈のすり合わせがすごくすごく重要で、そんなところまでは立ち入れない素人ファンとしては、両チームに聞こえるように、できれば両チームの選手がわかる言葉でスマートに野次&激励できるようになるしかないのかなと思った試合でした。