トップイーストリーグ10 釜石シーウェイブスVS三菱重工相模原(秩父

近くの用事のついでに、前半30分ぐらいから観戦しました。しかしこの試合は途中から観ても本当に見ごたえのあった試合です。
トップイーストリーグ10トップリーグの下に当たる東日本のリーグ)は今季初観戦で強さの度合いは良く分からないですが、ここ1,2年の成績から見て、IBMの下2番手辺りでしょう。メンバー表によりますとこれまでの両チームの成績は釜石3勝三菱2勝1敗とのこと。
試合は最後まで両チームとも持ちつ持たれつという展開で、釜石は逆転するたびに大漁旗が行ったりきたりしていました。そうしているうちに、後半40分の時点で、30-29で釜石1点リード、しかし攻撃は三菱相模原側に。ここはペナルティをもらったら迷わず?PG狙います。釜石陣内5mライン付近。角度は・・・ちょっと微妙。入れば逆転サヨナラ、入らなければおそらくノーサイド。時計は1分、2分と超過していきます。メインに終結する三菱相模原応援団はもちろん、逆転にその一蹴りを託します。釜石の応援団も静かに祈っています。もちろん、外してくれることを。さて、蹴ったボールですが・・・ゴールポストの右側に当たり、フィールド側に跳ね返り、釜石の選手が取ります。そして蹴るのですが、蹴ったボールは三菱相模原側にわたり、再び攻撃が始まります。釜石、再度反則。今度は15mあたりに進んだあたりで三菱相模原はPGを狙います。さっきの両チームの祈りは一層凝縮されます。蹴ったボールは・・・わずかながら右にそれました。とても静かな、ノーサイドの瞬間でした。
・・・、最後の3,4分を詳細に書いてみましたが、全体の印象としては、両チームともディフェンスが粗いのかな。再三釜石のディフェンスを裂いていた三菱相模原の縦の攻撃が、IBM戦では全く通用しなかった(今季0-79で敗戦)のだと思うと、IBMとこの2チームの差は現状では特にディフェンス面でかなり大きい。特に釜石は「これがクラブチームと会社の強化部の違いか・・・」と思わせないようなディフェンス網の強化を急げ。