RWC2003 日本代表VSフィジー代表(ゴスフォード)@テレビ東京

試合後、しばらく茫然としてしまって、月曜日だというの眠れなくなってしまいました。したがって、この試合は、ナイトキャップ対象試合からは除外?というのはさておき。試合内容としては、Japanのほうが反則も少なく、印象としてはよかったので、それだけに勝てなくて残念だった。
で、まとめです。
vsフランス戦が、実はまだ録ったまま観ていないのですが、中継を観た感想としては・・・
全体的に一番感じたことは向井監督がどれだけミラー選手を信頼していたのかということですね。 TVに何度か映ったミラー選手の表情がとても良いんですよ。 去年のW杯予選では活躍したものの、ミラーってこんなにすごい選手だったっけ?ということに私のほうが今更ながらに気づいたぐらい。 最近の神鋼戦ではここ一番の試合で途中で負傷退場したりシンビンになったりして、あんまりいい印象がなかったせいなのかもしれないんですが^_^;) しかも今季は春シーズンでもほとんど出ておらず、8月〜9月の東京での合宿あたりでもフェーズ合わせができるかどうか微妙な状態だったはずですが(ま、どこまで事実だったかはさておき)、 それでも代表から外さない向井監督はどうしてそんなにミラーにこだわるのかな?と正直思っていましたので。 W杯に調整が間に合ったという「運」はあったのだと思いますが、一時期どうなるのかと思った日本代表、最後の1ピースがはまって、なんとか完成した状態のチームが見られてよかった。これは大きかったと思う。
結局1試合も勝てなかったことについては、私がラグビーを観始めたのと向井Japanの体制が発足したのがちょうど同じ頃ということもあって、それ以前のJapanと比較できないためやや評価は甘くなってしまいますが、まぁこんなもんなのかな、という感想。 あえて言えば、W杯招致をもう少し早い段階で正式に打ち出してくれれば、練習のモチベーションもあがっていたのかな、というところでしょうか。 海外のIRBの方々の中には、W杯開催国にふさわしいかどうかという目で試合をご覧になっていた方もいたのでしょうけれど、望みをつなげられる内容ではあったと思う。
向井監督も、世界の背中が見えてきたとテレビ東京の中継最後のインタビューでおっしゃっていました。公式サイトでは”minnow”(悪く言えば雑魚、つまり優勝候補ではないその他大勢)扱いされていましたが^^;)これから、いろいろな国の芝生のグラウンドを泳ぎ回って、どれだけ大きくなるのか−もちろん、体だけではなく−、次の4年後に向けて、しっかりと引き継いでほしい。

休日開催の東京近郊の向井Japanの試合は7割は生観戦だったこともあり、解散して、ちょっとした一区切りという気持ちになるのかなー。
とにかく、日本代表、選手の皆さんも、スタッフの皆さんも、本当にお疲れ様でした。